
仲間や保育士などと生活する中で愛あふれる環境にふれ、
心に愛がいつもあふれる子どもでいられるようにします。
様々な経験を通して、仲間や保育士と共に
豊かに考えることができるようにします。
そして、自分の考えたことを具現化することを通して、
しなやかに生きていくことができるようにします。
しっかり抱きしめ、ふれあう。
子ども一人ひとりを愛し、認める。
「愛されている」という土台があれば、
人との関わりはきっとうまくいきます。
いくみ保育園では、
子どもたちにしっかりケンカをさせます。
ぶつかり合うなかで、
子どもたちは加減を知り、
対人関係の基礎を学んでいくからです。
また、いいこと・悪いことの分別や、
集団生活での規律や礼儀作法などを、
ふだんの関わりのなかで気づかせていきます。
愛された子どもは、
愛を与える大人へと成長するでしょう。
日本には、世界もうらやむ豊かな四季があります。
いくみ保育園では、
子どもたちと虫探しをしたり、
野菜を育てたり、
日本の年中行事を保育に取り入れていきます。
日々の食からも季節を感じられるように、
旬の食材を使用した給食を園内で調理、提供します。
また、園内行事の中で日本の伝統文化に触れる機会も作り、
自然なかたちで子どもたちの心に根付くようにしていきます。
育った国のすばらしさを知る子は、
きっと世界中どこへ行っても
胸を張って生きていけるでしょう。
「この子ならではの才能を見つけて、伸ばしてあげたい」。
親なら誰しも願うこと。
「放任」ではいけませんが、一方的に教え込むのではなく、
子どもが自ら考え選びとれる環境を用意することが大切です。
たとえば、「七夕の笹飾りをつくろう」というときも、
全員に一律でやらせるのではなく、
環境を準備し、興味を持った子どもをサポートする。
その横で絵本を読む子もいれば、
園庭でてんとう虫と遊ぶ子がいてもいい。
子どもが自然と夢中になれることが、
やがて得意なことに育っていくのでしょう。